理事長ブログ 「あとは緩和」と言われたら
外科医師・医学博士
がん治療認定医
緩和医療認定医
当院には、がん拠点病院などから「もう治療はありません」「緩和・ホスピスケアへ」といわれた患者さんが大勢来られます。ほとんどの患者さんはまだ通院できる体力があり、「何の治療もせず、死に向かうために緩和ケアやホスピスの予約をし、その日が来るのをただ待つだけ」という流れに不満を持ち、「何かできる治療はないか」と探し、たどり着いた方々です。
当院では、患者さん個々の体力に応じた抗がん剤の緩和的投与(休眠療法)や疼痛コントロール、胸・腹水穿刺、輸血や栄養剤の点滴、免疫療法(自家がんワクチン療法)、患者さんやご家族の精神的サポートを行っています。
そして通院不能となった場合には緩和ケア病院・ホスピス・在宅へと繋いでいます。
どうか一人で不安を抱え込まないでください。
がん休眠療法提唱者
元金沢大学がん研究所 腫瘍外科 教授
元千葉大学医学部 がん分子免疫治療学 教授
前国際医療福祉大学医学部大学院 臨床腫瘍学 教授
前日本癌学会評議員
日本消化器外科学会特別会員
薬学博士
がん薬物療法の研究者として30年、前半の15年間は、がんが治るようになってしまったならば次の職はどうしよう?と心配しながらの研究でしたが、がん年齢に入ってきてからは自分が安心して受けられる治療法の研究にひたすら思いを巡らした15年間でした。その研究成果が当院での皆様の診療の中で役立つことを願っています。
医学博士
日本脳神経外科学会 専門医
がん治療認定医
日本内科学会 総合内科専門医
日本血液学会 専門医
認知症サポート医
メノポーズカウンセラー
ブログ 診察室の外でのはなし
公認心理師・社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員・認定心理士・衛生管理者
今まで健康や病気に関わる相談業務に長年従事してきました。本人の心配や家族の不安、その都度生じる様々な不安は長引かせずに早めに解消したいものです。当院では「がんの電話相談」を担当しています。また、医師とのパイプ役、地域社会とのパイプ役、家族調整など、患者さんを取り巻く環境をコーディネートする役目を担っています。ひとりひとり悩みは異なりますが、一生懸命寄り添い、そして支援したいと思います。