ニコチン依存症スクリーニングテスト「TDS」
ニコチン依存症管理料を算定できる対象患者は、TDS(Tobacco Dependence Screener:0~10点)で5点以上となり、「ニコチン依存症」と判定される必要があります。
判定方法
「はい」(1点)、「いいえ」(0点)で回答を求める。
「該当しない」場合(問4で、禁煙したり本数を減らそうとしたことがない等)には、0点を与える。
スクリーニング精度等:
感度=ICD-10タバコ依存症の95%が5点以上を示す。
特異度=ICD-10タバコ依存症でない喫煙者の81%が4点以下を示す。
得点が高い者ほど禁煙成功の確率が低い傾向にある。
Kawakami, N. et al.:Addict Behav 24(2):155, 1999[L20070921041]より作図